娘たちは僕が浪人していることを知っており、僕がサボったから落ちたと伝えているが、厳密には戦略不足も有ったので、そのあたりのことを会話することにした。娘と書いてあるのは、娘たち、である。
僕「ちょっとこの白い紙に高校3年間の線を書いたんだけど、見てみて。」
娘「なにこれ?力って書いてあるけど。」
僕「そう、力。3年間で大学合格するためには、この線だけ実力が伸びる必要があることをイメージしてみたんだ。下に、細かいブロックが線の最後まで書いてあるでしょ?これが高校3年間と浪人で、大学合格まで到達したことをイメージしたんだ。浪人時代のブロックはここね。もしこれがなかったら、どう?」
娘「大学合格まで到達していないね」
僕「そう。僕はサボってたから届かなかったんだ。でも、ここで言うサボっているというのは、毎日努力をしなかったわけじゃない。僕は毎日勉強してたんだよ。でも、簡単な学校の勉強だけをやってたんだ。そうすると、努力量はこのブロックになる。でも、もしも僕が毎日の勉強をもっとしていたら、どうかな?」
娘「3年間で合格できるね」
僕「そうなる。じゃあこのブロックを大きくする方法は、よりレベルの高い勉強をすることだ。学校の勉強とリトルくらぶ、どっちが難しい?」
娘「リトルくらぶ!」
僕「だよね。学校の勉強だけじゃ、◯◯中学校には合格できない。でも、僕は小学校の時、毎日5時間とかゲームしてたんだ」
娘「ヤバ!じーじやばーばは勉強させなかったの?」
僕「全くさせなかったよ。だから僕も勉強の楽しさや重要性を知らなかったんだ。君たちに伝えているのは、今更ながら勉強についての重要性を知ったからだよ。」
娘「リトルくらぶ、難しいけど楽しいよね。学校の勉強はつまらないよ(長女)。でも、生活は楽しい!」
僕「生活は良いよね。何か作るのは良い。国語と算数はリトルくらぶで頑張ろうね。」
娘「はーい。」
今後も折を見て、バックキャスト思考を伝えていこうと思う。とはいえ、最後はコツコツ毎日積み上げること。僕も一緒に楽しんでいこうと思う。
以上

